・初出場で8位!O-30全国大会でEFFRONTEが活躍

富士山をバッグに集合写真:FC EFFRONTE [2025/3/15]

JFA第36回全日本O-30女子サッカー大会が、2025年3月15日から17日まで、静岡県裾野市にある時之栖スポーツセンター裾野グラウンドで開催されました。

この大会は、30歳以上の女性チームで各地域予選を勝ち上がった実力派のチームが集まり、熱い戦いが繰り広げられました。
中国地域大会を勝ち上がったFC EFFRONTEは、初めての全国大会出場となりました。

大会の初日となる3月15日、16日には予選グループリーグが行われました。特に注目されたのは、FC EFFRONTEが属するグループCでした。このグループには、前回大会で準優勝を果たしたLegame(東海/三重)や、同じく3位に入賞したFC楓昴Lifelong(関東/埼玉)といった強豪が揃っており、非常に厳しい戦いが予想されていました。そんな中でFC EFFRONTEは、初出場にもかかわらず、予選リーグで素晴らしい戦いを見せ、強敵を相手に注目の結果を残しました。

FC EFFRONTEの初戦の相手は、FC楓昴Lifelongでした。このチームは、過去の大会で常に上位進出しており、強力な攻撃力を誇ります。試合は、FC EFFRONTEが押し込まれる時間が続きましたが、前半の終盤に山岡選手が先制点を挙げました。この先制点は、FC EFFRONTEにとって非常に大きな意味を持ちました。その後、後半に入り、FC EFFRONTEは萩原選手が追加点を奪い、ゴールキーパーやディフェンス陣が最後まであきらめずに粘り強く守り切り、FC楓昴の攻撃を防ぎました。この試合は、FC EFFRONTEが初出場ながら実力を証明した瞬間となり、グループリーグでの2勝1敗という成績に大きく貢献しました。

その後のグループリーグでも、FC EFFRONTEは堅実なプレーを見せ、予選リーグを終えて2勝1敗の成績でグループ2位に進出しました。この結果、トーナメントステージに進むことが決まり、FC EFFRONTEは全国大会でのさらなる戦いに向けて期待を集めました。

「楽しかった」と笑顔で答えたチームの皆さん

大会の最終日となる3月17日、FC EFFRONTEは7位決定戦に臨みました。相手は関東(神奈川県)の強豪、大和シルフィード98でした。この試合では、FC EFFRONTEの丸本選手が49分に得点を決めるも、最終的には1-4で敗れました。
しかし、全国大会初出場でありながら、FC EFFRONTEは8位という素晴らしい成績を収めることができました。この結果は、チームにとって大きな成果であり、今後の活動に向けた自信を深めるきっかけとなったことでしょう。

全国大会初出場ながらも、FC EFFRONTEは強豪相手に堂々としたプレーを見せ、チームの成長と実力を全国に示しました。特に、初戦でFC楓昴Lifelongを下したことは、このチームの実力を証明する重要な一戦となり、観客や関係者にも強い印象を与えました。FC EFFRONTEの活躍は、岡山の女子サッカーのレベルの高さを示すものであり、今後もさらに多くの注目を集めることが予想されます。

今回の大会を通じて、FC EFFRONTEの活躍は、全国の女子サッカーに対する関心を高め、今後の大会に向けた新たな挑戦を呼び起こすことでしょう。